■ 参考文献

  1. 『コンピュータと素因子分解』,和田秀男,遊星社,2000円,1987年,ISBN4-7952-6889-4

     高校生でも読めるように配慮はしてあるようですが,きちんと読もうとすると大学の初等数学の知識が必要となります。素数判定法や,楕円曲線法・複数多項式二次ふるい法といった素因数分解法の解説がしてあります。

  2. 『ながた暗号塾入門』,長田順行,朝日新聞社,1500円,1988年,ISBN4-02-255931-4

     雑誌「科学朝日」で連載された記事を元に一般の人でも読みやすいように書かれてあります。しかし,昔から第二次世界大戦ぐらいまでの暗号の歴史までで,インターネットに代表されるネットワーク社会のことについてはごく一部しか触れられていません。

  3. 『修士論文報告書 暗号理論と素因数分解』(PDFファイル,245KB),CIPHER,1991年

     私の修士論文報告書を LaTeX で書いたものを PDF 形式に変換しました。素数判定法と素因数分解法が書いてあります。ファイルサイズは 245K byte です。

  4. 『PGP 暗号メールと電子署名』,Simson Garfinkel 著,山本和彦 訳,オーム社,5202円,ISBN4-900900-02-8

     PGP 暗号の全容を知るのには最適です。暗号アルゴリズムも多数紹介されています。

  5. 『E-mail セキュリティ』,Bruce Schneier 著,力武健次 監訳,オーム社開発局,3500円,ISBN4-274-06117-5

     暗号に興味のある方は一読をすすめます。

  6. 『新・電子立国6 コンピュータ地球網』 第七章,相田洋,NHK出版,1500円,ISBN4-14-080296-0

     NHK で放送された番組の書籍化です。PGP 暗号を作った Zimmermann と NSA がどのような駆け引きをしたかが書かれています。

  7. 『インターネット探検』,立花隆,講談社,1500円,ISBN4-06-208178-4

     インターネットのことを一般向けに解説している書籍です。NSA のことについて書かれています。

  8. 『デジタル・ウォーズ 暗号 日米ビジネス戦略』,NHK出版 編,日本放送出版協会,1700円,ISBN4-14-407116-2

     97年8月25日に出版された本です。誤植もあるけど現在最先端の暗号の背景を知るには手頃です。

  9. 『PGP for Personal Privacy Version5.5 User's Guide』,Network Associates Inc,pgp55win.pdf

     PGP 5.5 用のAcrobat形式の公式マニュアル

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