科学技術振興機構によるページ。小中学生にも分かるようにやさしく解説している。
ナップサック問題の困難さを利用した暗号だったのですが,インプリメントがまずく多項式時間で解読出来ることが分かり,最近は話題にのぼりません。
と思っていましたが量子コンピュータが出現する頃にはナップサック暗号が復権しているかも知れません。「量子公開鍵暗号 」を参照
NTT と三菱電機が開発したブロック暗号です。私も最近(2002年2月)始めて知りました。AES に応募した暗号方式 E2 の設計技術および安全性評価技術を基に作られています。
暗号化ツールキット「RSA BSAFE WTLS-C」に採用された暗号技術です。RSA アルゴリズムで使用します。通常 RSA アルゴリズムでは二つの素数を使用しますが,MultiPrime では三つの素数を使用します。『MultiPimeは、従来のRSA公開鍵暗号方式を利用したスキームの内容をほとんど変えることなく、RSAアルゴリズムの計算効率を向上することができる優れた技術』だそうです。簡単な紹介が http://www.rsa.com/japan/securitynews/20000802.html にあります。
Web上で暗号化が出来ると言うサイトで使われているアルゴリズムです。こうすることで,暗号の輸出規制を免れているようです。http://www.encryption.com/BlowfishTools.htmlに説明があります。PDFファイルも置いてあります。
PGP 5.X で採用された秘密鍵暗号らしいです。Northern Telecom 社の Carlisle Adams と Stafford Tavares によって作られたようです。
ソニーで考案された暗号です。
日立で考案された暗号です。有料の衛星デジタル放送に使用されているようです。2008年1月に確認したところ MULTI-S01 に進化しているようです。
日立で開発されたストリーム暗号です。
松下電器で考案された?(改良された?)暗号です。
三菱電機で考案された暗号です。共通鍵暗号のひとつで差分攻撃に強いらしいです。2008年1月に確認したところ国際標準暗号「KASUMI」に進化しているようです。
NTT が開発した従来の暗号(共通鍵暗号)です。暗号化が高速に出来ることが売りだったのですが解読できることが分かり,その後改良が加えられましたが,その度に解読されてしまいました。この暗号についての評価は分かれていて,はっきりしていないようです。
RSA 社の Ron Rivest が考案した従来方式の暗号(秘密鍵暗号)です。Netscape Navigator で使われているらしいです。アルゴリズムは非公開となっていたのですが,実装したという投稿(逆コンパイルをした結果?)がネットニュースに流れて騒ぎになったことがあるそうです。
NSA(National Security Agency,アメリカ国家安全保障局)が設計した Clipper チップという暗号化チップに組み込まれている暗号化アルゴリズムです。長い間アルゴリズムは非公開でしたが,近年アルゴリズムが公開されました。暗号学者によって解析されましたが,ずいぶんとお粗末なものであったようです。「NSAが作った暗号はもうボロボロ」を参照
RSA 社の Rivest が考案したメッセージダイジェスト関数です。対象のファイルの固有の値を固定長の文字列として出力します。PGP 暗号の公開鍵の指紋(Key fingerprint)とは公開鍵の MD5 を使った出力そのものです。
NIST(National Institute of Standards and Technology,アメリカ標準技術協会)が提供するメッセージダイジェスト関数です。アメリカ政府の規格として採用されているそうです。
NIST(National Institute of Standards and Technology,アメリカ標準技術協会)が提供する電子署名らしいです。