題字,鳥取見聞録

■ 2004年9月23日(一部22日を含む)

 今年は異動したばかりで仕事の忙しい時期と休みの取れる時期がよく分かっていなかったので,夏休み期間中はどこへも行きませんでした。しかし生来の放浪癖が騒ぎ出したので,9月の連休に1日休みを取って4連休にして,鳥取に行きました。鳥取にした理由は「鳥取には一度も行ったことがない」「鳥取砂丘を見てみたい」「福岡発鳥取行きの夜行バスがあった」ことなどです。

大山号

博多駅バスセンター9月22日22:25発米子・倉吉・鳥取行き夜行バス「大山号」/22:32。博多駅から米子駅前まで8500円。バスは三列席で30名ほど乗れます。チケットを購入したのが前日だったので最後尾の席になってしまいました。皆さん睡眠のためにシートを倒すのでトイレに行くのも他の乗客をまたいで行かなければなりません。通路側の席だったらトイレに行きやすくて良かったのですが…。
米子駅

夜行バスは深夜の高速サービスエリアに一度だけ立ち寄ります(でも早朝四時頃)。バスに乗る前にトイレを済ませておいたことと,乗ったらすぐに缶ビールを飲んで寝てしまったので米子に着くまで一回もトイレには行きませんでした。9月23日朝6:20頃に米子に着きました。これは米子駅です/6:25。


米子駅前

米子駅前の様子/6:44。ホテルが多いのが印象的でした。目に付くだけでも十軒はあったでしょう。宿泊する人が多いのでしょうか?。
地下駐輪場

駅構内にコンビニがあったので朝食を購入して食べた後,駅の観光案内所はまだ空いていませんでしたが,パンフレットや観光案内板を見ながら情報収集をします。地下駐輪場があったので行ってみました/6:29。レンタサイクルがあるか尋ねましたが無いと言うこと。

鉄道モニュメント

米子は山陰地方の鉄道発祥の地ということでモニュメントがありました/7:13。銀河鉄道999みたいですね。
米子城案内図

あまり米子市内の観光地はなかったのですが,米子城跡に行くことにしました/7:49。米子駅から徒歩30分ほどです。

米子城跡からの眺め

米子城跡からの眺め/8:00(境港・日本海方向)
米子城跡からの眺め

米子城跡からの眺め/8:00(境港・日本海方向)

米子城跡からの眺め

米子城跡からの眺め/8:01(市内方向)
米子城跡からの眺め

米子城跡からの眺め/8:01(市内方向)

米子城跡

現在では建物は残っていません/8:01。
公園

米子城跡は公園として整備されています/8:34。

米子市寺町

徒歩10分ほどで「寺町」へ/8:51。お寺が集まっています。
米子市寺町

米子の古くからの町です/8:51。

米子下町マップ

雑貨屋さんや工芸品を扱うお店が集まっています/9:04。
山陰歴史館

米子市立山陰歴史館310円/9:15。米子城や米子の歴史・226事件に関わったとして処刑された西田税などの資料が展示されています。

米子アーケード

アーケードを通って米子駅まで戻ります/10:34。他の都市と同じで寂れていました。途中に「米子れいるろおど館」という鉄道関係の展示館があったので立ち寄りましたが,この日は休館日でした。駅前の「TORICO SPOON」というアジアンレストランでトムヤンクン麺を食べました。徒歩五分ほどで米子駅へ。
境港行き列車

米子駅11:49発の境港行き普通列車で御崎口下車/12:12。ここから15分ほど歩くとアジア博物館・井上靖記念館があるというので立ち寄ります。

御崎口駅時刻表

御崎口駅時刻表/12:18
御崎口駅周辺商店街?

駅周辺にちょっとした商店街がありましたが,やっぱり寂れていました/12:23。

アジア博物館・井上靖記念館

アジア博物館・井上靖記念館800円/12:35。ですがチケットは黒塗りされた上に800円のシールが貼られていました(Webページを見ると1500円と書いてあるので値下げされたようですね)。この日の客は私だけでした。
染織工房棟内部

染織工房棟内部/12:44。バスで団体客を受け入れられるように駐車場も広くレストランも併設されていましたが,この日は団体客がいないようでレストランは閉まっていました。あまり流行っていないのかもしれません。

かすり館

かすり館/12:48。
かすり館内部

地元の浜がすりや北前船(千石船)の展示がされています/13:00。

ゲル

他にも中国館・モンゴル館・ペルシャ織館・井上靖記念館などがあります/13:42。モンゴルのゲルもあります。
ゲル内部

ゲル内部/13:42。この博物館はダイニッカ株式会社会長横地治男氏の意向で作られたようです。井上靖氏とも親交があるようです。私はあまりお勧めできる施設だとは思いません。また御崎口駅まで戻って14:05発の列車で境港駅まで。

境港駅周辺

境港駅14:21着。境港駅周辺/14:33。境港は鬼太郎でおなじみの水木しげるの出身地です。町中鬼太郎だらけです。
街灯は目玉おやじ

街灯は目玉おやじ/14:37

鬼太郎スタンプ

町中にある鬼太郎スタンプを集めると景品がもらえるようです/14:42。
鬼太郎の像

鬼太郎の像。他にも目玉おやじ・猫娘・ねずみ男などもあります/14:44。

境港市内

町自体は小さな町でした。/14:45。
水木しげる記念館

水木しげる記念館700円/14:50。ビデオや展示は充実しています。700円の価値はあると思います。お勧めできます。

企画展示室

館内は撮影禁止ですが,企画展示室は撮影可です/15:46。
鬼太郎関係のおもちゃ

鬼太郎関係のおもちゃや/15:46

鬼太郎漫画の展示

漫画が展示されています/15:47。漫画を読むこともできます。境港には泊まれそうな所がなかったので米子駅まで戻ることにします。境港駅から米子駅まで一時間ほど。米子駅前のバスセンターで帰りのバスのチケットを購入します。鳥取駅前から博多駅まで9500円。
一泊税・サービス料?込2980円

米子駅前に一泊2580円(税・サービス料?込2980円)という興味を引くユニバーサルホテルというのがありました/18:10。期待はずれに終わるかもしれませんが泊まることにします。

部屋の中

ツインルームを二つに仕切ったようになっていて,部屋の中にさらにドアがあります。ユニットバス・トイレは共用です。
部屋の中

引き戸を改造した跡がみられます。

部屋の中

部屋は狭いですがどうせ寝るだけなので十分です。トイレは部屋にある共用のものを使うしかないですが,最上階に温泉があるのでユニットバスは使う必要がありません。
部屋の中

ただし壁は薄いので少し大きな音は筒抜けになります。

 夕食はホテルで頂くことにしました。看板に書いてあった通り無料です。チェックインのときに夕食・朝食のチケットをくれます。夕食はカフェテリア方式でご飯・吸い物・メンチカツ・コロッケ・千切りキャベツ・魚の南蛮漬け・香の物でした。値段の割にはしっかりしたものでした。レストランもとても広く綺麗でした。朝食はバイキング方式でしたが,安っぽいホテルの無料朝食に比べるととても豪華でした。もしまた米子に行ったら是非泊まりたいと思っています。

次の日へ

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