題字,阿蘇山(杵島岳・烏帽子岳・根子岳)

2005年9月18日

この前,高岳・中岳に登ったので杵島岳・烏帽子岳・根子岳に登れば阿蘇五岳制覇だ。そう思い杵島岳・烏帽子岳・根子岳に登ることにします。前回仙酔峡インフォメーションセンターで仕入れた情報では杵島岳・烏帽子岳は各120分,根子岳に200分あれば何とかなりそうです。

6:45に佐賀市内の自宅を出発して一般道で柳川・大川を経由して7:30八女インターに入ります。熊本インターを8:05に出て阿蘇に向かいます。草千里展望所駐車場(無料)に8:55到着。

まず杵島岳にチャレンジです。阿蘇火山博物館やレストランなどがある有料駐車場まで降りて,駐車場の端に行きます。

草千里展望所にある案内板

草千里展望所にある案内板。写真を撮る私が写り込んでしまいました
杵島岳火口へ3.7kmの案内板

杵島岳火口へ3.7kmの案内板


遊歩道

舗装された遊歩道が続いています/9:14
杵島岳山頂

山頂に着きました/9:37。杵島岳は山頂まで遊歩道が整備されています


杵島岳山頂から草千里・烏帽子岳を望む

杵島岳山頂から草千里・烏帽子岳を望む
杵島岳山頂から阿蘇火口を望む

杵島岳山頂から阿蘇火口を望む


杵島岳は中央が窪地になっていてぐるっと一周できます

杵島岳は中央が窪地になっていてぐるっと一周できます
杵島岳中央の窪地

杵島岳中央の窪地/9:45


米塚

杵島岳を一周する途中で米塚を望む/9:49
駐車場

駐車場に戻ってきました/10:18


駐車場から草千里と烏帽子岳を望む

駐車場から草千里と烏帽子岳を望む/10:22
烏帽子岳登山ルート

烏帽子岳に登るにはいくつかルートがあるようですが駐車場から草千里を見たとき右手にある稜線を行くことにします


烏帽子岳に登る途中で駐車場を望む

烏帽子岳に登る途中で駐車場を望む/11:02
烏帽子岳に登る途中で駐車場を望む

烏帽子岳に登る途中で駐車場を望む/11:02


烏帽子岳山頂

烏帽子岳山頂に着きました/11:06
烏帽子岳から高森町方向

烏帽子岳から高森町方向を望む


烏帽子岳から長陽村方向

烏帽子岳から長陽村方向を望む
烏帽子岳から草千里方向

烏帽子岳から草千里方向を望む。十分ほど山頂にいてから下山開始


烏帽子岳から阿蘇火口方向

阿蘇火口方向を望む/11:39
別のルートで下山

登ったときとは別のルートで下山します。途中から本来のルートを外れて,あまり使われていない別のルートで草千里の中に降りました。でも道が分かりにくいのでお勧めできません/11:48


有料駐車場に12:00戻り,コンビニで買ったお弁当を食べ休憩します。車に戻って12:30に根子岳に向かって移動します。阿蘇駅まで出て57号線で宮地駅手前の仙酔峡へ向かう道路を進みます。しかし根子岳へ向かう日の尾峠に向かう道が分かりません。

■ 阿蘇根子岳,日の尾峠・ヤカタガウドルート駐車場への行き方

しばらく探して道を見つけました。「57号線から仙酔峡に向かう道を左折」して「1~2分進んで右折」すると町立の「アゼリア21」という温泉&プール施設があります。アゼリア21方向へ右折せずに直進し1~2分進むと次のような交差点があります。

総合運動公園0.2km,アゼリア1kmの案内板

総合運動公園0.2km,アゼリア1kmの案内板
日の尾峠の案内板

日の尾峠の案内板


コンクリート舗装の狭い道

コンクリート舗装の狭い道を進みます。脇の木には小さな案内板が付いてました/13:16。日の尾峠,根子岳。舗装はされていますが道が狭いです。離合箇所はありますが大部分は車一台の幅しかありません
登山口の案内板

途中の別荘地を通り過ぎて十分ほど行くと登山口の案内板が見つかります/13:28。ここに車を置くスペースがあったので車を置いて出発です。


記帳所

歩いて15分ほど登ると記帳所があります/13:40。ここにも数台は車を置けました。案内板を読むと根子岳はかなり大変そうな山であることが分かります。登山開始の時間が遅くなってしまったので場合によっては途中で引き返す必要もありそうです。ちょうど下山してきた人がいたのでかかる時間を聞くと二~三時間みておいた方が良いだろうと言うことでした。
砂防ダム脇を登っては下って

道が分かりにくかったです。しばらくは砂防ダム脇を登っては下ってを繰り返します。


砂防ダム脇を登っては下って

砂防ダム脇を登っては下って


砂防ダム脇を登っては下って

砂防ダム脇を登っては下って


砂防ダム脇を登っては下って

岩場

途中からは砂防ダム内の岩場を登るようになります/13:53。黄色いペンキで道案内がしてありますが慎重に進んで下さい。とてもきつかったです。死ぬかと思いました。


案内板

途中にはザイルや鎖を張った危険箇所もありました。根子岳をなめてました。体が火照っています。えんえんと岩場を登り続け,この案内板から林に入ります/14:23。「落石注意,A7,遡上禁止」と書いてます。
天狗岩(東峰ルート)林の中へ

同じところの林の中にこの案内板があります/14:23。「天狗岩(東峰ルート)林の中へ」


山道の途中からの眺め

山道の途中からの眺め/14:24


このあたりで体調不良が激しくなってきました。風邪を引いたときのように頭が熱っぽくなっています。汗をなめてみると塩辛い。十分に水分は取っていましたが,明らかに熱中症の症状です。このまま登山を続けるのは危険です。山頂で動けなくなったりしたら重大事故になります。残念ながら登山は中止することにします。以前ためしてガッテン熱中症のことを取り上げていたのを思い出します。(1) 室内でも熱中症になることがある (2) 単純に水分を取っていても熱中症は改善されない (3) 汗をなめてみて塩辛いと危険信号 (4) 最悪の場合は死亡事故になることも

14:45下山開始。途中で私が登るときすれ違った,下山中の御夫婦に追いつきます。私はだるいながらも体は動かせましたが,いざというときはこの御夫婦が発見してくれて通報してくれるだろうなとホッとしました。15:30記帳所に着きました。15:44車まで戻ってきました。事故にならなくて幸いでした。


根子岳を望む

根子岳を望む/15:49


車で「アゼリア21」に向かいます。アゼリア16:10着。温泉のみ利用400円。500mlのポカリスウェットを飲んで休憩します。熱中症のときはこうしたスポーツ飲料が良いそうです。休憩後,温泉へ。立派な施設でした。入浴後再び休憩します。同じ敷地内に「あぜり庵」という地元のご婦人方がやっている食事処があったのですが午後五時には閉まってしまうということで利用できませんでした。物産の販売はまだやっていたので手造りゆずジュース「阿蘇ものがたり」(360ml)430円を買いました。17:30アゼリアを出発します。観光ガイドでみた山賊旅路に行きましたが客が多かったので,道沿いのいなか飯屋に飛び込みました。地鶏だご汁セット1100円を頂きました。18:45分出発。しかし案の定大渋滞に巻き込まれて熊本インターに乗ったのは20:33でした。八女インター21:05,佐賀市内の自宅に着いたのは22:00頃でした。熱中症になってほんとにやばかった一日でした。

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