人間ドック体験記
- 九州中央病院の宿泊ドックに行ってきました -

2008年6月28日
2011年7月30日追記

■ 2011年7月下旬に再び行きました

ほとんど前回と同じだったが変更点もあるのでここに記す。

大橋駅前交差点から日赤通りを天神方向に行き,南警察署西口交差点を右折して外来棟裏側のゲートから駐車場に入った。以前は病院の敷地の裏側を通って反対側の駐車場に行けたが,今回は進入禁止になっていた。仕方がないのでいったん駐車場を出て日赤通りから正門に入って駐車場に止めた。日赤通りを天神方向からやってきて正門から入った方が便利だ。

支払いにクレジットカードが利用できた。ドック二日目の自己負担金支払いで明細をもらってから一階の会計窓口に持って行ってカードで支払う。

以前は二日目の最後の検診結果説明で資料のコピーをもらえたが,今回は説明だけで紙資料は一切渡されなかった。紙資料や診断画像が入ったCD-Rは後日郵送されるそうだ。

今回生まれて初めて脳MRIを受けました。ゴー・ガーと大きな音がしてましたが異常ではないそうです。

ドックだけなら10,500円だが,追加オプション検査を受けたので(脳MRI10,000円,頚動脈エコー5,000円,脈波2,000円ほか)3万円ほどカードで支払った。

九州中央病院レストラン「フェニックス」A定食
九州中央病院レストラン「フェニックス」A定食(2011年7月28日)
九州中央病院レストラン「フェニックス」ランチメニュー表
九州中央病院レストラン「フェニックス」ランチメニュー表(2011年7月25~29日)

■ 九州中央病院レストラン「フェニックス」全メニュー表(2011年7月28日現在)

【飲み物】9:00~16:00,ホットコーヒー270円,アイスコーヒー310円,オレンジジュース/ウーロン茶200円,ミルク250円【デザート】11:00~16:00,ケーキ350円,ケーキセット500円,ホットケーキ300円,ホットケーキセット450円,アイスクリーム300円【朝定食】9:00~11:00,洋定食/和定食500円,ホットケーキセット450円【カレー】11:00~14:00,カレーライス460円,カレーセット590円,カツカレー(サラダ付)620円【うどんそば】11:00~14:00,うどん・そば(丸天・かき揚げ・きつね)400円,カレーうどん/肉うどん・そば550円【単品】11:00~14:00,おにぎり/味噌汁80円,ご飯120円(大盛170円)小鉢110円,トースト200円【ランチ】A定食(日替わり肉料理)B定食(日替わり魚料理)C定食(週替わり麺料理)各590円

ちょうど帰り道の途中で看板が見えたので,博多で数年前から話題になっている冷やして食べる唐揚げ努努鶏(ゆめゆめどり)を買って帰りました。


2008年6月26日(木)~27日(金)九州中央病院宿泊ドックに行ってきました。この人間ドックにはもう既に何回か行っているのですが,まとめをしておこうと思います。

■ ドックの申込み

共済組合からドック決定通知(これも病院へ持参しなくてはなりません)をもらったら,すみやかに病院へ申込みをします。胃カメラをしてみようと思い木~金曜日で予約しました。

■ 準備するもの

ドックの2ヵ月ほど前になると病院から案内が送られてきます。胃カメラを希望していましたが,胃透視で毎回精密検査を指示される人や便秘症でバリウムが心配な人以外は胃透視となっていました。それなら金~土曜日のドックにすれば良かったです。またオプション追加検査申込書(FAX専用)で腫瘍マーカーの検査を申し込みました。

人間ドックに行く場合は職免(職務専念義務免除)になるので職免簿に記入をするとともにドックの日付が分かる書類を付けます。九州中央病院から送られてきた書類の中の「パンフレットの送付について」に日付が書いてあったのでコピーして職免簿に綴じておきました。

次に検便です。病院からの案内の中に容器が2つ入っているので2日に分けて採取します。やり方は案内に書いてあるのですが,洋式便座の場合便器にトイレットペーパーを敷き通常とは前後逆に(つまり水タンクを向いて)便器に座って排便します。ペーパーの上の便の表面全体を,容器に付属している爪楊枝のような棒でまんべんなくなでて便を少量採取してそのまま容器にパチンとはめます。

次に問診票(私の場合は3枚)に既往歴や体調について書き込み,旅費支払いのための行程表に記入します。自家用車で行く場合は距離を測らなければならないのでトリップメーターを0にしておきましょう。

■ さあ出発

前日の 21:00 以降は食事は禁止です。 22:00 以降は水分も禁止です。私は自家用車で福岡まで行きました。受付が 8:15~9:00 となっていたので 6:50 ごろ自宅を出ました。 7:00 ごろ佐賀大和インターへ進入,太宰府インターから福岡都市高速へ入り 野多目 を目指します。野多目から385号線を北上して西鉄大橋駅そばの「九大大橋キャンパス入口」交差点で左折してしばらくすると九州中央病院です。大橋駅方向から九州中央病院へ行くと中央分離帯のあるため直接病院へは進入できないので,病院かどの「南署西口」交差点を右折して 100m ほど行くと病院駐車場に入るゲートがあるので進入します。病院の裏手を通って駐車場に車を止めます。 病院の敷地内の裏側を行くことができなくなったので,天神方向から日赤通りを来て正門から入った方が便利だ(2011年7月下旬)。朝のラッシュで時間がかかるかと思いましたが案外スムーズにいって 7:55 ごろ病院に到着しました。人間ドックの場合は帰る際に病院の時間外受付に行くと無料駐車券をもらえます(帰りの精算のとき5,800円と出てました)。

九州中央病院 宿泊ドック日課表

■ 宿泊ドック受付・検査開始

エスカレーターを登って2階の健診・ドック受付横(ドック待合室)でしばらく待ちます。8:13 から受付が始まりました。問診表・検便・保険証・旅費申請書・決定通知書を持って受付に行きます。自家用車の場合自宅から病院までの走行距離を測らなければならなかったのを忘れていて車に走行距離を見に行きました(自宅を出るときにトリップメーターは 0 にしていました)。片道の走行距離 60.8km でした。提出物チェックのあと呼ばれるので再び受付へ。番号付きクリアファイル・スケジュール表・病院内見取り図・検尿紙コップ・名札・診察券・首かけ式診察券入れ・レストラン昼食券(2日分)・ホテル宿泊券などを渡されるので更衣室へ。検査着に着替えてトイレで尿を採取します( 50ml 以上入れてくださいとのこと)。トイレ内の棚に検尿コップを入れます/8:30健康管理センターB室(図では健診・ドック受付の左)へ戻り身長・体重・血圧・視力・眼圧を測り看護師による問診票チェックを受けま す/8:40。次に心電図室で心電図の検査/8:45。次の検査までしばらく時間があるので談話室の自由に使えるパソコンでネットをしたり,新聞を読んで過ごします。

■ 血糖検査・オリエンテーション

9:20 に健康管理センターB室へ行き1回目(空腹時)の採血(採血容器4本)。直後に炭酸サイダー(トレーランG75)を飲む。しばらく暇なのでネットをして過ごす。名前を呼ばれ健康管理センターB室で胸囲測定をしてもらう。おへそまわりを測って男性85cm,女性90cm以上はメタボリックシンドローム。

10:00 より談話室(図では健康管理センター3部屋あるうちの左)で午後・翌日の検査についてオリエンテーション。午後の検査の受け方や検査場所などについてプロジェクターを使って説明がある。もらった病院内の見取り図を見ながら確認する。

■ 2回目の採血・ドック診察・昼食

健康管理センターA室で待機。11:20 医師によるドック診察がある。聴診器で胸・背中をみてもらったり,首筋を触診してリンパ腺の確認?,口をあけてのどを確認など。希望していた頚動脈エコーと脈波検査の検査カードをもらう。

トレーランG75を飲んで2時間後の 11:32 健康管理センターB室で2回目の採血(採血容器1本)。採血のあとで空腹解消のため?バランス栄養食毎日果実(3枚×2袋)らくのう牛乳 200mlを口にする。 クラッカーと紙パックのお茶だった(2011年7月下旬)。これで午前中の検査は全て終了/11:45

レストラン「フェニックス」の混雑が解消してから昼食にしようと思いしばらくネットで暇つぶし。昼食券を持って 12:25 ごろレストランで日替わりC定食(パリパリ麺の皿うどんと小鉢)を食べる。ドックの受診者はA・B・C定食(590円)から選べる。A定食は肉料理,B定食は魚料理,C定食は麺料理になっている。A・B定食は日替わり,C定食は週替わりだった。カフェテリア方式でレジで食券を渡す(レストランは福岡リーセントホテルが運営していた)。朝定食(和または洋食)は500円だった。

■ 午後の検査

食事が終わって戻ってきたら検査技師の人から「いま空いているので頚動脈エコーを受けませんか?」といわれたので心電図室に行く/12:50。頚動脈は正常だった。

13:15 心電図室へ脈波検査に行くが「眼底カメラが終わってから来てください」と言われる。そこで聴力検査室(図では生理機能検査室となっている)に行く。

次に眼底カメラ(図では眼科)に行く。待ち時間が長くて 14:00 過ぎに眼底カメラ終了。

再び心電図室の脈波検査へ。血管の硬さ・足首の血管の詰まりも正常値内でした。脈波検査は 14:17 終了。

次に胸部レントゲン検査へ。1階の放射線科受付に行き受付機械に診察券を入れる。画面に氏名が出るので確認して「はい」を押す(タッチパネルです)。診察票が出てくるのでそれを持って胸部レントゲン室前のいすで待っていると名前を呼ばれてレントゲン室へ 14:50 終了。

15:00 から栄養指導室で栄養士から栄養指導。15:30 本日の検査スケジュール終了。スケジュールは適度にゆとりがありました。着替えて病院1階ロビーへ/15:40

■ ホテルへ送迎

迎えのマイクロバスでKKRホテル博多へ(博多都ホテルの場合もあり)。客は自分ひとり(人数が少ないときに使用しているホテルの軽自動車が空いてなかったのでバスで来たということ)。運転手と話しながら20分ほどでホテルへ到着。バスから降りると待っていた係員にルームキーと夕食券を渡されたのでそのままエレベータで客室へ/16:00。じっとしていてもつまらないので荷物をおいて徒歩5分のところにある九州エネルギー館へ行き1時間ばかり見学して再びホテルへ戻る。しばらく休憩して 18:00 ごろ1階の日本料理 萌木へ行き1人で食事。何か飲むか聞かれたがドック中でアルコールは禁止なので温かいお茶だけ。自分は慣れているけど女性1人で食事するのは辛いだろうな。18:30 ごろ食事を済ませてそのまま外出。ホテルから4~5分ほど歩いて地下鉄薬院大通り駅から天神南駅へ。七隈線の列車はひとまわり小さい。天神界隈をウロウロして映画を見てホテルへ 23:30 ごろ帰ってきた。風呂に入り 0:00 ごろ就寝。この日も 21:00 以降は食事は禁止, 22:00 以降は水分も禁止です。

いつも習慣で 6:00 に目が覚めた。テレビを見たりして過ごして身支度をして 7:35 チェックアウトしてホテルロビーへ。運転手が待っていたので 7:40 軽自動車でホテル出発。

■ 人間ドック2日目

8:00 前に病院着。着替えて検査開始。

超音波検査室で腹部超音波検査/8:10 終了。1階の放射線科受付に行き受付機械に診察券を入れ受付票を持って12透視室前へ/8:16 ドック受診者用の「胃透視待合室」が新設されたのでそこで待つ(2011年7月下旬)。ずいぶん待って8:58検査室へ入る。注射をされて検査台へ。指示に従いバリウムを飲む。そのあと体を回転させたり検査台が逆さまになったりしっかり取っ手をもっていないと振り落とされそう。ようやく検査が終了して下剤2錠をコップ2杯の水で飲む。9:13 終了。これですべての検査が終了した。

ドック控え室(図では栄養指導室の上,畳の部屋です)バランス栄養食毎日果実(3枚×2袋)らくのう牛乳 200mlを口にする。 クラッカーと紙パックのお茶だった(2011年7月下旬)。牛乳はバリウムの排出を促すのに良いらしい。すいぶん時間があるのでパソコンでこの体験記を書いたり,新聞を読んで過ごした。11:10 トイレに行く。

11:30 談話室でドック自己負担金支払いと旅費の支給。追加検査がなければ10,500円だが,他にも追加検査を申し込んだので22,750円だった(腫瘍マーカー5項目で約5,000円,頸動脈エコー約5,000円,血圧脈波検査約2,000円)。旅費は4,400円だった。往復の高速道路・都市高速代+α くらい。その後再びトイレ。着替えをしてしばらく時間をつぶして12:25 ごろレストランへ。この日はB定食(スケトウダラ甘酢あんかけ定食)を食べる。

12:50 健康管理センターA室へ集合。このとき名札・首からかける診察券入れ・番号付きクリアファイル・病院内の見取り図を返却する。2班に分かれて遠距離から来ている人優先で医師よりドック結果説明。私は最後から2番目になった。13:40 ごろ説明終了。検査結果のコピーをもらってすべて終了。 検査結果はすべて郵送されるので,ドック終了時には資料は一切渡されない(2011年7月下旬)。トイレに寄ったあと時間外受付で無料駐車券をもらい13:50 ごろ病院をあとにする。15:00 前に自宅に帰り着きました。

 トップページに戻る